僕が一人旅に行こうと思ったきっかけになった映画
僕が一人旅に行こうと思ったきっかけになった映画は『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)という映画です。
『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)は2007年にアメリカで公開された映画で、監督・脚本がショーン・ペンという作品。
ゴールデングローブ賞、ゴッサム賞などを受賞しました。
ちなみに本作は1996年のノンフィクション作品『荒野へ』が原作。
アラスカの大自然を背景に、自由を求めて放浪の旅に出た青年の心の軌跡を描いたヒューマンドラマかつロードムービーとなっています。
『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)のあらすじ
裕福な家庭に育ったクリス・マッキャンドレスは優秀な成績を収めて大学を卒業したが、そのすべてを捨てて放浪の旅に出る。
家族に何も告げることなく、無一文でアラスカへ。
道中、様々な出会いと経験を重ねるクリス。
アラスカを目指して旅をし、そこで出会った様々人たちとの心の交流、そして、クリス青年の心の軌跡が描かれていく。
この映画の何が僕を旅に駆り立てたのか
この映画を見ただけでは僕は海外に一人で行ってみようなんて思わなかったかもしれません。
もちろん『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)は素晴らしいロードムービで、見ているだけで旅に出たいと思わせるものがあります。
ただ、決心とまではいかない。
では、なぜこの映画がきっかけなのかというと、映画の中で主人公クリスの放ったあるセリフが僕の心に深く沁み込んだから。
そのセリフとはクリスが旅の途中で出会った老人に向けて言ったこのセリフ。
「勇気だよ!フランツさん!もう一度、外に踏み出す勇気!
一人ぼっちで家や工房にこもってないで。新しいなにかを始めて。
どうしてって?人生はまだ長いんだよ。
今こそ思い切って生き方を変えてみなきゃ!新しい経験をして人の心って豊かになるんでしょ!
なのにロンはどう?ただの頑固なじいさん、ケツが重すぎるよ!」
名言だと個人的に思ってます。
年齢を重ねていくと、新しいことにチャレンジする機会なんてそんなに多くはないはず。
ケツが重くなってチェレンジすることをやめてしまうのではないでしょうか。
ということは、今以上、豊かな心にならないということ。
それだとおもしろくない。
人生はやっぱり新しいことにチャレンジしていくべきではないでしょうか。
僕はケツが重いことに気づきました。
だから今までやったことのないことにチャレンジしよう!と決意したのです。
海外一人旅。
前から興味があったけど、なんだかんだ理由をつけて行ってませんでした。
お金がない、時間がない、来年こそは行く……。
そんなことを言って全然、行きませんでした。
僕は重いケツを上げてみたのです。
新しいことをやらなきゃ。
今やらなきゃいつやるんだ!?
やりたくても後回しにしていけば、どんどんやらなくなっていきます。
これはもう世の摂理であり、法則です。
『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)のまとめ
まだ見たことがなかった人はぜひ見ていただきたいです。
誰のものでもない自分だけの人生を歩んでいこうと思わせてくれる作品。
今までやったことのない新しいなにかを始めさせてくれる作品。
人生をどう生きていくべきか。
そのヒントを教えてくれる作品でもあります。
『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)を観終わった後、新しい何か、理由をつけてやらなかったことをやっている自分がいることを願います。
クリスの名言に注目!